消えない灯り
長猫ブログのクリスマス記事の番外編です。
今年はクリスマス前に雪撮影に行くことができました。
場所はいつもの茶臼山です。
昨日までに降り積もった新雪の上を歩いていきます。
今日は昨日までの嵐が嘘みたいに穏やかな陽気です。
中間地点に到着
といっても駐車場から400mもないくらい。
見える斜面はスキー場です。この日はまだオープン前。
軽く登ったので体が暑いです。汗だくになってしまうくらい。
まずは試しに撮ってみます。
記念写真になりました。
雪は天然のレフ版。くっきりすっきり写ります。
さらに登っていきましょう。
ドールや小道具はソリに乗せて引っ張りました。
通りすがりのハイカーさんがひとこと
「子供を乗せたお父さんかと思ったよー」
ハハハ( ´ ▽ ` )ハハハ
見晴らし台でツリーを出します。
背景は南アルプス。すっかり冬山の装いです。
実際はこんな場所
駐車場から700mくらいでたどり着きました。
お手軽に雪山気分です。
パノラマ全景
徒歩でしか来れないので人は少ないです。
来てもスノートレッキングの人だけなので静かです。
スキー場がオープンしてる時は微かにBGMや歓声が聞こえます。
長猫が撮ってる時は誰も来ませんでした。
クリスマスに雪の上でひとりツリーを出してドールを並べて
自分何やってるんだろうなーとは思います。
周りから見たら相当寂しい人に見えるかも。
ただ・・・見たいんだよね。
ドールたちが幸せそうにしてる姿を。
小さい頃読んだマッチ売りの少女ってお話。
雪の街。ひとりぼっち。
暖かそうな家の窓を遠くに眺めながら、手元のマッチを灯しつづけて
最後は冷たい雪の中で息絶えてく。そんなお話だった気がします。
形は全然違うけど、たぶん気持ちは同じかも。
夢を見せてくれるのはマッチじゃなくて人形。
きゅっと小さくなった心のそばには夢の世界があって
彼らを動かしてそれを形にして眺めてる。
そうすれば私も幸せな気持ちでいられる。
どんなに寒くたって心は暖かくしていられる・・・。